松田聖子の人気曲やコンサートとYou Tubeとアルバム情報

松田聖子 青い珊瑚礁 裸足の季節 白いパラソル ガラスの林檎

松田聖子 神田正輝 結婚式リハーサルあとのインタビューが泣かせる😅

松田聖子 神田正輝 結婚式

リハーサルあとのインタビュー

の動画を作成しました

結婚式に向けてワクワクの聖子さんですね😄

youtu.be

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松田聖子 スコールのアルバムがいい~大村雅朗 最高アレンジ SQUALL

攻めまくる大村雅朗、ロックンロール松田聖子

3曲め「SQUALL」。イントロは無いが歌い始める前に

大きなブレス(息を吸う音)

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こんなに胸ときめいた “イントロ”はなかなか無い

エレピとヴォーカルだけのスローで静かな歌い出し。

そこから一転、雷の様なドスンドスンとした

アレンジでロックが始まる。

ホーンやストリングスも 大々的にフィーチャー

この曲のアレンジャーはB面3曲め「青い珊瑚礁」の

大村雅朗山口百恵の「謝肉祭」のアレンジで若松に

見出された新進気鋭の大村は遠慮無くロックしていく。

「♪ Oh,スコール」の部分でのこだまの様なエコーと

ダブルヴォーカル、これは小田の発案らしいが、サビで

左右に分かれるダブルヴォーカル、名ギタリスト

松原正樹 ソロを大胆にフィーチャーしたストリングスも

劇的な間奏。 攻めっ攻めだった。

 

松田聖子のヴォーカルもそれに呼応するが

如く攻めてくる。吠えるとも称される高音は

言うまでもないが、このアルバム全体に通じる

意図してか否かビブラートのかかる低音がまた

印象的だ。「♪ 砂が燃えるわ」「♪ 海が燃えるわ」は

特に聴きもの。 これほどジャンプ感のある

松田聖子 ロックナンバーは無い。

40年経っても胸躍る。 アルバムタイトル曲が

このクオリティ。 3曲めにして『SQUALL』は

勝利を握りしめたも同様だった。

大村はB面1曲めの「ロックンロール・デイドリーム」と

5曲めでクロージング・ナンバーの「潮騒」も編曲。

前者ではロック担当とばかりピアノとホーンと

コーラスをフィーチャーしたゴージャスな

ロックンロールを聞かせ、後者では一転、

抑制された 音数の少なめなアレンジでしっとりと聞かせる。

この曲はラジオ番組『松田聖子 夢で逢えたら

(1981~83年)のエンディングテーマとしてもお馴染みだ。

大人路線担当「ダンシング・オールナイト」の松井忠重

「SQUALL」に続く4曲め「トロピカルヒーロー」

このミドルナンバーのアレンジャーは松井忠重。

この年の大ヒット曲「ダンシング・オールナイト」を

もんた&ブラザースと共に編曲したのが起用理由

だったのだろうか。フルートが印象的な、レゲエ風の

抑制の効いた音数の少なめなアレンジで大人っぽさを

演出している。

 

B面2曲めの「クールギャング」も松井の

アレンジで、テンポは少しアップするが、ホーンを

フィーチャーしながらもやはり音の空間を生かし

クールにまとめられている。

刻み込むような ギターの音が実にユニーク。

松井アレンジの2曲は信田、大村とはかなり タッチが

異なり大人路線。このギアチェンジは 見事という他ない。

しかし松井は次作以降、 松田聖子のアルバムに

現れることは無かった。